2021年06月29日

くらしの雑感・・

 おうち時間聞こえはいいが蟄居です
  紳士でも古希を過ぎれば中古品
  いつもビリあの世逝くのもビリでいい

 [一茶] やせ梅のよりどしもなき我が身かな
 [芭蕉] 行く末は誰肌ふれむ紅の花
  


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2021年06月27日

くらしの雑感・・

 ありがたやスッピン隠すLマスク
 アイライン少し濃い目に柄マスク
 眉美人どっとふえたと人が言う

 [一茶] 行当る家に泊まるや大蛍
 [子規] 大蛍ゆらりゆらりと通りけり
  


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2021年06月25日

くらしの雑感・・

 樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ  [草城]

 老いの居間デンと居座る梅雨炬燵
 あウンの仲でお茶を飲んでる梅雨炬燵

 [一茶] うきくさの花からのらんあの雲へ
 [子規] けふや切らんあすや紫陽花何の色
  


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2021年06月23日

くらしの雑感・・

 迷・暴走いつまで走るオリンピック
   アマビエ様にコロナ収束願う日々
   コロナ禍に無縁の散歩青田見ゆ

 [一茶] やせ蛍小野の花がら流れけり
 [子規] 手ばなせばまた浮草の流れけり
  


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2021年06月21日

くらしの雑感・・

 夜は短く昼間は長い今日この日

 目・口・耳さらに劣化は記憶力
 不用品ここにもあると指さされ

 [吾朗] 夏至ゆうべ地軸のきしむ音すこし
 [日郎] 夏至の夜の港に白き船数ふ
  


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2021年06月19日

くらしの雑感・・

 深夜便イヤホンつけてメモ用紙
    ペン走らせて句材を貰う

 赤い糸たるみはでるし色もあせ
 初耳のフリしてうわさ聞いている

 [一茶] あじさいや白より出てし浅緑
 [子規] あじさいやはなだにかはるきのふけふ
  


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2021年06月17日

くらしの雑感・・

 耳遠い大声同士今日も又
    待合室に笑いを誘う

 付き添いも患者もともに無表情
    老々介護厳しさを見る

 [一茶] 朝富士の天窓へほうる早苗かな
  


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2021年06月15日

くらしの雑感・・

 梅雨めくや人にコロナの二重の苦
 紫陽花が何故か喜ぶ梅雨の入り

 [一茶] 入梅晴や佐渡の御金が通るとて
 [草城] 樹も草もしずかにて梅雨はじまりぬ
 [子規] 六月をきれいな風が吹くことよ
  


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2021年06月13日

くらしの雑感・・

 あなたはどっち息子モデルナ妻ファィザー

 茶柱が大吉ですよと言っている
 孫が来て茶目っ気たっぷり茶の用意
 雲行きを読んでお茶など所望する

 [一茶] 涼風はどこのあまりかせどの不二
  


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2021年06月11日

くらしの雑感・・

 コロナ下でも五輪やるぞとIOC

 半生の喜怒哀楽を知る手相
 家庭内野党は爺が唯一人
 賽銭はやはり硬貨だ音がする

 [一茶] 旅人や野をさして行流れ苗
  


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2021年06月09日

くらしの雑感・・

 隠居手当そんなご褒美差し上げる
 デッカイ笑顔ジョーク飛び出す元気爺

 [一茶] 田植え唄どんな恨みも尽きぬべし
 [芭蕉] うき我を淋しがらせよかんこ鳥
  


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2021年06月07日

くらしの雑感・・

 コロナと梅雨で今日も変わらず自粛する

 梅雨時は川柳詠むもパットせず
 ブログ川柳毎日読んで糧貰う

 [一茶] でも僧や田植見に出る日がら傘
 [子規] 笠一つしたたら山の中をゆく
  


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2021年06月05日

くらしの雑感・・

 年金が二割負担に泣き出した
 医者通い二割負担を背負ってく

 [一茶] 淋しさにかきからふみぬ花卯木
 [久女] こだまして山ほととぎすほしいまま
  


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2021年06月03日

くらしの雑感・・

 輝いた過去は話さぬ再生紙
 三合で謹厳居士が崩れてく
 昔トントン今はよいしょと二階部屋

 [一茶] 柿の花おちてぞ人の目に留まる咲きぬ
 [子規] うつぶけに白百合咲きぬ岩の鼻
  


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2021年06月01日

くらしの雑感・・

 衣更え木綿の下着肌に合う
 六月の妻は忙し梅ラッキョウ
 六月は空を見ながら農作業

 サラ川もコロナ関連詠んでいる

 [一茶] 見るうちに日のさしにけり花せふぶ
 [芭蕉] ほととぎす声横たふや水の上
  


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