2024年07月31日

くらしの雑感・・

 その昔溢れた知恵が今はない
 爺サマは昨日出来ても今日できぬ
 温めのお湯に肩までつかる仕舞風呂

 [一茶] 人並みに昼寝したふりする子かな
  


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2024年07月30日

くらしの雑感・・

 水かけあって遊ぶ子どもらはしゃぐ声

 釣ったつもりが今では我が身操られ
 目も口も歩く速さも妻の勝ち
 等げ道は隠し持ってるボケの術

 [一茶] 貧すればどんな門でも夕涼み
 [子規] 涼みの身うちわの端を濡らしけり
  


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2024年07月29日

くらしの雑感・・

 ボジティブに過ごしたと記す日記帳
 やけ酒のつまみに用意シャクの種
 いつ逝ってもいいと医者通い

 [一茶] 井の底もすっぱりかはく月夜かな
 [子規] ぐるりかくいとしからるる暑さかな
  


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2024年07月28日

くらしの雑感・・

 稲穂の出来は雀のほうが先に知る
 田や畑草を相手にひと仕事
 タンポポも畑に咲けば引き抜かれ

 [一茶] 父ありて明ぼのみたし青田原
      涼しさは露の大玉小玉かな
  


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2024年07月27日

くらしの雑感・・

 妻が言う苦は共にした楽はせず
 背を向けて頼むしかない湿布貼り
 検診でまたも一病仲間入り

 [一茶] 水風呂へ流し込んだる清水かな

 小林一茶の新出句(新しく発見された句・未発表の句)です
    (昨日7月26日の信毎より)
[一茶] 世にあれば露も大玉小たまかな
  


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2024年07月26日

くらしの雑感・・

 沸きました妻より優しい風呂の声
 ご飯要る家にいのラインくる
 年とれば身体に悪い妻のグチ

 [一茶] 身ひとつひたと苦になる暑さかな
      仇し野は人ごとにして夕涼み
      
  


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2024年07月25日

くらしの雑感・・

 言うこととやること違う日々が増え
 この頃はもの忘れ増え脳タリン

 [一茶] 朝起きて心に拝む青田かな
 [子規] 瓜くれて瓜盗まれし話かな
  


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2024年07月24日

くらしの雑感・・

 蒲焼きの匂いプンプン土用の日

 平凡なくらし夕餉の箸二膳
 二人暮らし棚の食器に出番なし

 [一茶] ふんぎって出ればなもなき土用かな
 [青翠] 土用のうなぎうの字大きく紺すだれ
  


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2024年07月23日

くらしの雑感・・

 大暑に負けず達者で暮らすスクワット
 昼寝をしても夜も眠れるこの特技
 突然に皆が優しくなる不安

 [一茶] 米口(こめぐち)の上々吉の暑さかな
 [鬼城] 念力のゆるめば死ぬる大暑かな
  


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2024年07月22日

くらしの雑感・・

 手を抜くなコロナ11ヒタヒタと
 コロナ11・5類移行はムリだった

 梅雨明けの大暑にめげず句を捻る

 [一茶] 田の人を心て拝む昼寝かな
 [兼井] 睡蓮や水をあきさず咲きわたる
  


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2024年07月21日

くらしの雑感・・

 脇を固めよコロナ11波危ないぞ

 社会保障要ら作るない人が案作肴る
 要支援介護と家計に必要だ
 金欠病これは厄介難病だ

 [一茶] 身一つをひたと苦になる暑さかな
  


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2024年07月20日

くらしの雑感・・

 涼しさをお金で買って家の中
 小説を読む暇もない短夜かな
 爺さんは一人ポツンと家の中

 [一茶] 仇し野は人ごとにして夕涼み
 [子規] 大仏の眠たそうな茂りかな 
  


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2024年07月19日

くらしの雑感・・

 ご粗末な国会議員税を喰う
 これがまぁ国会議員か声も出ず
 低支持を横目で見てる岸田さん

 [一茶] 散れば咲散れば咲して百日紅
 [青畝] 朝夕がどかとよろしき残暑かな
  


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2024年07月18日

くらしの雑感・・

 大国が覇権を狙う太平洋
 帆船に夢を抱いた青年期

 [一茶] 身ひとつをひたと苦になる暑さかな
 [範太] 睡蓮や水をあまさず咲きわたり
  


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2024年07月17日

くらしの雑感・・

 欲深爺も仏になるさそのうちに
 黄泉の国お先にどうぞ譲ってる

 湖(みずうみ)の諏訪も野尻もうみ(湖)という

 [一茶] 精出してそよげ若竹今のうち
  


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2024年07月16日

くらしの雑感・・

 自適であるが悠々には程遠い
  返納が近いと思う免許証
  返納しても畑で動く耕運機

 [一茶] 朝々の心に拝む青田かな
  


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2024年07月15日

くらしの雑感・・

 海の日
 思い出し酔えば出てくる海の唄
 海と空憧れていたデカイ夢

 [一茶] 暑き夜や睨み合たり鬼瓦
 [蕪村] 夕立ちや草葉をつかむ村すずめ
  


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2024年07月14日

くらしの雑感・・

 A I も学習してる下ネタ句
 チョイ悪と言われる人のユーモア
 ひょうきんで愉快な老に輪ができる

 [一茶] 投げ出して足の先也雲の峰
      暑き夜や子に踏ませ足る足の裏
 [鬼城] 念力のゆるめば死ぬる大暑かな
  


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2024年07月13日

くらしの雑感・・

 円・株相場エレベーターかな上下する

 度忘れのほかは支障なく暮らしてる
 心配は死ぬことよりもボケること

 [一茶] 行きなりにけふも暮れけり細蚊やり  
 [砧  ] 夕影の見えてきたりし浴衣かな  
  


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2024年07月12日

くらしの雑感・・

 飲むほどに口と財布は軽くなる
 飲み過ぎて地獄の門をノックした
 元気な人が声かけ召集クラス会

 [子規] みちのくへ涼みたいくや下駄履いて
 [石計] 梅干してキラキラキラと千曲川
  


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