2018年03月30日

川柳 気まぐれ・・

―妻フエイク・妻・家内ときに奥様・山の神
  妻ネタ句載せれば妻がオカンムリ

 妻を詠む ⑧ Ⅷ
 一番の幸せ僕の隣に妻がいる
 他人様には黙っているが妻が好き
 来世も一緒になろうと酔って言う

 [一茶]我が国は草も桜と咲きにけり  


Posted by 那賀茶 at 10:17Comments(0)

2018年03月26日

爺さんの新居・・

―爺様が 移る新居は 特養か―

ナンセンス川柳
 株下落なぜか嬉しいまるマル貧びと
 神様はこの賽銭をどう使う
 もう恋はしたくないから結婚す
 
[一茶]かすむ日の話するやら野辺の馬  


Posted by 那賀茶 at 15:31Comments(0)

2018年03月21日

春分の日・・

―今日は春分の日。お彼岸のお中日です。―
  春に三日の晴れはなし、雨の尻には寒がつく

 三寒四温こたつが縛る老いの身を
 お彼岸に今日も無事です先祖様
 お彼岸と称し茶の間でプチ宴会

 [一茶]ぼた餅や地藏のひざも春の風  


Posted by 那賀茶 at 09:31Comments(0)

2018年03月17日

春は霞・・・

―霞と霧。春は霞、そして夜は朧。秋は霧。
 [芭蕉]春なれや名もなき山の朝霞

 妻ネタ句載せれば妻がオカンムリ
 川柳・フエイク妻を詠む。その7。妻・家内時に奥様・山の神

 老二人日日にお金は必需品
 まぐれかな気の合う妻と五十年
 亥の歳の妻はまっすぐ攻めてくる

 [一茶]壁の穴幸い春の雨夜かな  


Posted by 那賀茶 at 10:22Comments(0)

2018年03月13日

妻ネタ句・・他

―金子兜太 論― 2月20日没。98歳。
 小林一茶の人生をたどりながら、その生活感に
 自分を重ね句を詠んだ。
   三日月がめそめそといる米の飯
   梅が咲いて庭中に青鮫が来ている

妻ネタ句 Ⅵ  
   フエイク妻を詠む。妻・家内・時に奥様山の神
   仲の良い夫婦演じる道祖神
   ヘソクリは妻がいるからやっている
   支えにも杖にもなって夫婦路  


Posted by 那賀茶 at 14:21Comments(0)

2018年03月09日

雨・肌寒く・・

 七十二候に・・
 木の芽寒 (きのめざむ) このころの寒さのことです
 木の芽どき         木が芽を出すこのころです
 草木萌え動く        草木が芽生え始めるころです

 [草城]あけぼのの白き雨降る木の芽かな
 [一茶]貧乏草めでたき春に逢いにけり  


Posted by 那賀茶 at 08:49Comments(0)

2018年03月06日

妻ネタ句  そのⅴ

 妻ネタ句 そのⅴ
  川柳・フエイク妻を詠む。
 妻・家内・時に奥様・山の神

 妻ネタ句載せれば妻がオカンムリ
  ちぐはぐな溝が深まる老い二人
  請われても家事は御免と妻に言う

 [一茶]あっさりと春は来荷けり浅黄空  


Posted by 那賀茶 at 13:59Comments(0)

2018年03月03日

桃の節句「雛祭り」

 桃の節句「ひなまつり」。
    雛祭り、雛壇を詠む
 雛壇やかしづくごとく夫婦住む

strong> ひな壇でスマホ見る人眠る人    多美夫
 五人囃子孫と踊った内裏雛     香風
 段飾り出して亡き母誕生日      恵美子
 御姫様今日はたくさん揃ったね   紘一
姫と殿時代によって右左       しげる

 子を思う親の願いか段飾り     順子
 重かろう晴れ着ですまし壇の上  すみえ
 母子孫と三代続く雛飾り       節子
 私の雛よそのお家にお嫁入    千賀子
 一年ぶりおすまし顔でご対面   豊和

 お雛様年に一度は顔を見せ    長茶
 ひなアラレ母の心が色に出て   ひろ子
 古くてもいつも笑顔のお雛様    富士夫
 お雛様今年はどうも忙しい     ふじ子
子ができて妻のおねだりマイホーム 正文

 親の愛背負って並ぶ官女たち   義子
 初孫に心づくしの祝い膳       依子
  


Posted by 那賀茶 at 09:22Comments(0)

2018年03月02日

爺の川柳

―東京は「春一番」が吹いたそうです。
  春一番。立春後に初めて吹く強い南寄りの風のこと。
川柳・フエイク妻を詠む。そのⅣ。
  ‐妻・家内・ときに奥様・山の神ー
 うす化粧出かける妻にウツトリと
 老妻が杖の役目で頼り切り
 杖替わり労わり合って老いの坂  


Posted by 那賀茶 at 15:29Comments(0)