2024年09月30日

くらしの雑感・・

 家庭内野党は爺がただ一人
 自衛権オレも欲しいと言ってみる
 妻と嫁秘密協定したらしい

 [一茶] こほろぎの鳴くやころころ若い同志(どし)
  


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2024年09月29日

くらしの雑感・・

 車庫がないのにいつも留まる火の車
 おしゃべり家電妻より優しい声を出す
 忖度は妻だけにして日々くらす

 [一茶] 虫鳴くやわしらも口を持たとて
  


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2024年09月28日

くらしの雑感・・

 自適であるが悠々でない暮らし向き
 貧しさを上手に詠んでる川柳句
 もう海馬カラになつたとなげ爺

 [一茶] えちご節蔵に聞こへて秋の雨
  


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2024年09月27日

くらしの雑感・・

 朝とりの野菜を食す朝ごはん
 つつがなく一日過ぎた夕ごはん
 笑顔で過ごす老いのたしなみ忘れまい

 [一茶] ななし草京が原に咲きこみる
  


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2024年09月26日

くらしの雑感・・

 ちょんまげが銀杏を凌ぐ大相撲

 年輪が滲む座卓に老い二人
 よくもまぁたて食う虫で半世紀
 誤作動は毎度のことで老い二人

 [一茶] 日の暮れの背なか淋しきもみじかな
  


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2024年09月25日

くらしの雑感・・

 能登の地の惨状哀れ極まれり

 良妻・愚妻・恐妻となる進化論
 申と戌は犬猿だけどなかは良い
 我が家の財布ワイフバンクが握ってる

 [一茶] 月花や49年のむだ歩き
  


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2024年09月24日

くらしの雑感・・

 読めるけど書けない漢字多くなる
 義理多く年金悲鳴をあげている
 回覧板廻して安否確かめる

 [一茶] ののさまとゆびさした月出たりけり
  


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2024年09月23日

くらしの雑感・・

 墓地まわり赤く染めてる曼殊沙華
  この頃はご粗末政治に嘆き節
  減って泣き高くて泣いてる民の顔

 [一茶] 名月やなどとうわべの稲見かな
      これほどの月にかまはぬ小家かな
  


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2024年09月22日

くらしの雑感・・

 「大」の字の二人に祝杯さしあげる

 秋分に燃えたつ赤さ彼岸花
 秋分の昼夜の長さどう計る

 [一茶] ののさまと指さした月出たりけり
 [子規] ある僧の月もまたずに帰りけり
  


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2024年09月21日

くらしの雑感・・

 51ー51まだまだ伸びる新記録

 セルフレジ100円パンもキャシュレス
 商品名覚えられないカタカナ語

 [一茶] 晴天の真昼の中の砧かな
 [子規] 秋の雨荷物濡らすな風邪ひくな
  


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2024年09月20日

くらしの雑感・・

 転んでもすぐに起きたは若い時
 脳活で新聞読むもズクがいる
 新聞で明るい記事を拾い読み

 [一茶] 青空と一つ色なり汗ぬぐい
      名月や西に向かへば善光寺
  


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2024年09月19日

くらしの雑感・・

 栄一さんと相性悪く寄り付かぬ
 ライドシェアはっきり言えば白タクだ

 見た目よりはるかに若いお年寄り
 米寿の爺が今の政治に大不満
 博学で達者な老に脱帽だ

 [一茶] 秋風がむしりたがりし赤い花
      小言いふ相手もあらばけふの月
  


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2024年09月18日

くらしの雑感・・

 エアコンつけてテレビ三昧この暑さ
 この里山の持ち主オレと熊が言う

 [一茶] 名月のご覧の通りくずやなり
      ソバどきや月のしなのの善光寺
 [芭蕉] 名月や池をめぐりて夜すがら
 [跋半] 十五夜の雲の遊びで限りなし
  


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2024年09月17日

くらしの雑感・・

 月と爺丸くなったり尖ったり
 庭に椅子出し二合の酒で月見かな

 [一茶] たまにきた古郷の月は曇りけり
      人並みに畳の上の月見かな
      年寄りや月を見るにもナムアミダ
 [芭蕉] 俤や姥ひとりなく月のとも
 [其角] 名月やたたみのうえに松の風
      

        


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2024年09月16日

くらしの雑感・・

 目薬さして候補者直視吟味する

 敬老が軽老扱い世の動き
 戯れに辞世の句詠む敬老日
 輝いた過去を話さぬ再生紙

 [一茶] いくばくの人の油よ稲の花
      十五夜に姨捨山の雨見哉
  


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2024年09月15日

くらしの雑感・・

 長生きをともに喜ぶお年寄り

 茶柱を信じて川柳投句する
 投句には紅葉マークを付けて出す
 鉛筆を削って投句供養する

 [一茶] ふしぎな生た家でけふの月
      ほうづきのはっきを姉が指南役
  


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2024年09月14日

くらしの雑感・・

 新そばと新酒を愛でる秋が好き
 いい人といい酒呑める秋が好き
 酒呑んで薬も飲んで秋愛でる

 [一茶] 世の中は蝶も朝から稼ぐなり
  


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2024年09月13日

くらしの雑感・・

 九人(きゅうにん)が任してくれと揃い踏み

 貧しくて正す襟さえ無い暮らし
 美人薄命ならば鶴・亀不美人か
 聴診器胸にタッチも怒られぬ

 [一茶] 涼風も今は身になる我家かな
  


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2024年09月12日

くらしの雑感・・

 この頃はなぜか苛立つ世の動き
 ニュースみて急いで開く世界地図
 隣国がかってに領土を主張する

 [一茶] 貧すればどんな門゛も夕涼み
  


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2024年09月11日

くらしの雑感・・

 与野党が親分決める選挙戦

 家庭内野党は爺が唯一人
 鍋と蓋仲良く暮らしガタもなし
 
 [一茶] 井の底もすっぱりかはく月夜かな
  


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