2023年07月23日

くらしの雑感・・

 風鈴が梅雨が明けたと鳴っている

 老いは隠せぬ手首のしわとハゲ具合
 二病三病この身は天に任せてる

 [一茶] 蝉なくや天にひつつく筑摩川
      かいわいの縄ない所や木下(こした)すみ 
  


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2023年07月21日

くらしの雑感・・

 老後の備え何もなくても歳を取る
 沈む老い妻と年金頼ってる
 爺さんは話を聞かぬ自由人

 [一茶] 水風呂へ流し込んだる清水かな
      いざさらば露よと答へよ合点か
  


Posted by 那賀茶 at 09:15Comments(0)

2023年07月11日

くらしの雑感・・

 口だけが達者な老の長電話
  かみ合わぬ会話で過ごす老夫婦
  徳利を逆さにふっても知らんぷり

 [一茶] 大の字に踏んばたがりて清水か
 [朗人] 黒ビール白夜の光すかし飲む
  


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2023年07月09日

くらしの雑感・・

 川柳は読むのもいいが詠むがいい
 着想は裏白チラシが重宝だ

 [一茶] 米国(こめぐに) の上々吉のあつさかな
 [澄雄] 梅干してキラキラキラと千曲川
  


Posted by 那賀茶 at 06:12Comments(0)

2023年07月07日

くらしの雑感・・

 A I は昭和の爺を置き去りに
 アナログでついてゆけないお年寄り

 星空をたまには仰ごうスマホ族

 [一茶] 此の雨の降りにどっちへでいらかな
      うり・すいかねんねんころりころりかな
  


Posted by 那賀茶 at 05:35Comments(0)

2023年07月05日

くらしの雑感・・

 曾孫と爺がつかまり立ちの居間の卓
 A I に爺の未来を訊いてみる

 [一茶] しほらしや蛇もうきよと捨衣
 [子規] 草枕の我にこぼれよ夏の星
  


Posted by 那賀茶 at 06:05Comments(0)

2023年07月03日

くらしの雑感・・

 ご苦労がいまだ多いと嘆く爺
 お買い物じじの役目は夫人付

 [一茶] 卯の花の垣根に犬のうぶやかな
 [甘利] 木の揺れが魚に移れり半夏生
  


Posted by 那賀茶 at 07:30Comments(0)

2023年07月01日

くらしの雑感・・

 対策をしっかりやれと第9波

 妻に言う家事の取説早くくれ
 妻の座をウッカリ踏んで泣きを見た

 [一茶] 7月の大べら坊に暑さかな
  


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