生活雑記と爺川柳:2023年08月

2023年08月31日

　ガソリン価格日本一とは情けなや
　　運転手不足ヤマトは猫の手借りるかな
　　インフレをインフルと読む粗忽者

　[一茶]　河べりの冷汁すみて月夜かな

Posted by 那賀茶 at 05:54 │Comments(0)

　メモをしてメモを忘れた川柳句
　　目がかすみメガネの汚れ気が付かず
　　口笛は入れ歯邪魔して音がでず

　[一茶]　投げ出した足の先なり雲の峰

Posted by 那賀茶 at 05:33 │Comments(0)

　温暖化?いや沸騰だと国連が
　　暑さまで半端でないとこの地球
　　畑仕事ヤル気でもないこの暑さ

　[一茶]　鶏頭が立ち往生をしたりけり

Posted by 那賀茶 at 08:03 │Comments(0)

　ボケ前のわけのわからぬ独り言
　　伸びしろがだなだん減った脳細胞
　　その昔溢れる知恵が今はない

　[一茶]　人並みに昼寝したふりする子かな
　　　　　　涼み舟うちわの端をぬらしけり

Posted by 那賀茶 at 05:53 │Comments(0)

　上五にも下五にもなるレカネマブ

　ズルーっと飲み込む旨さオラガそば
　温めのお湯で肩までつかる仕舞風呂

　[一茶]　月も月そもそも大の月夜かな
　　　　　　一人前田も青ませて夕木魚
　　　　　　

Posted by 那賀茶 at 06:09 │Comments(0)

　ポジティブに過ごしたと記す日記帳
　狂わない電波時計にせかされる

　今日は処暑少し涼しくなるのかな

　[一茶]　瓜くれて瓜盗まれし話かな
　　　　　　古郷は蠅まで人をさしにけり

Posted by 那賀茶 at 05:51 │Comments(0)

　待ちかねてとった電話は間違いで
　　　　アレコレ買えとうるさい電話

　音沙汰も訪ね来る人何もなく
　　　　ボッチのくらし今日またつづく

　古郷のあの人この人何してる
　　　　たまに音沙汰聞きたいものだ

　[一茶]　馬になる人も人なり夏芝居

　

Posted by 那賀茶 at 06:14 │Comments(0)

　老いてなお若さ強調夏帽子
　　盆過ぎりゃ予定は全て診察日
　　この頃は茄子づけウリ漬け野球漬け

　[一茶]　露の世や露のなでしこ小なでしこ

Posted by 那賀茶 at 06:19 │Comments(0)

　古時計振り子揺らして時きざむ
　　杖を持ち茅の輪潜りて厄払い
　　帰省せぬ孫より詫びのライン来る

　[一茶]　手と足におきどころなき暑さかな
　　　　　　大文字のがっくりきへや東山

Posted by 那賀茶 at 06:19 │Comments(0)

　生かされて生きて八月15日
　　敗戦だったとしみじみ思う78年

　年金暮らし文句は言えないこの暮らし

　[一茶]　うつくしやせうじの穴の天の川

Posted by 那賀茶 at 05:55 │Comments(0)