2024年05月31日

くらしの雑感・・

 サラッと川柳楽しく読んで大拍手
 為政者はサラ川どこまで解るかな

 錆びた脳川柳詠んで喝入れる
 世のなかに川柳一句に明と暗

 [一茶] どちらかなハサミをあてん若葉垣
  


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2024年05月30日

くらしの雑感・・

 二流三流わき道だけを歩いてた
 来し方の我が道見れば悔い多し

 [一茶] 何事もなくて花見みな春もがな
  


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2024年05月29日

くらしの雑感・・

 青息吐息財布空っぽ物価高
 何もかも日頃のウサが溜まりすぎ

 [一茶] 初蝶もやっぱり白い出立ちかな
  


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2024年05月28日

くらしの雑感・・

 迷信は信じないけど気にはする
 味噌汁かすーぷにするか俄か主夫

 [一茶] 山は若葉人は身軽きころになる
  


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2024年05月27日

くらしの雑感・・

 孫たちが誰に似たかでもめている
 子や孫がガンコ爺と陰で呼ぶ

 [一茶] あれ花が花が笑い仏かな

 

   


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2024年05月26日

凡人爺の川柳

 内緒だというから耳が動き出す
 アンテナがさびると噂入らない

 [一茶] ことの葉もようようたらん花衣
  


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2024年05月25日

くらしの雑感・・

 軽口の中に本音を混ぜておく
 でまかせは気の緩みかな本音かな
 古傷が疼いて本音しゃべりだす

 [一茶] 山蜂もしたふて住や人の里
  


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2024年05月24日

くらしの雑感・・

 スマホには活字を潰す毒がある
 生きる知恵詰まった本は捨てがたい

 [一茶] そろそろと世直し風やとぶホタル
  


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2024年05月23日

くらしの雑感・・

 梅雨なのに一枚脱いで散歩する
 気短というが余生はあと僅か

 [一茶] 門の蛍たづぬる人もあらぬ也
  


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2024年05月22日

くらしの雑感・・

 独り居で本と語らう短い夜
 趣味の欄無難に読書と書いておく

 [一茶] さく花にあとのまつりの木陰かな
  


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2024年05月21日

くらしの雑感・・

 何事もゆっくり構えマイペース
 長寿者と寿命を競うLED
 長寿者のトレードひとつ鼻眼鏡

 [一茶] 子供らに腹こなさする雀かな
  


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2024年05月20日

くらしの雑感・・

 佳句を生む魔法のペンが今欲しい
 楷書から金釘になる老いのペン

 [一茶] 花びらのほこり流しに降る雨か
  


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2024年05月19日

くらしの雑感・・

 現状見れば明るい未来描けない
 先読めぬ老いの明日と日本国

 [一茶] 君が代を雀も唄へり橇の唄
  


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2024年05月18日

くらしの雑感・・

 外出するに老眼・入れ歯忘れてる
 葉・目・ひざに胃袋までも老朽化

 [一茶] よいほどの道の湿りや朝がか
  


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2024年05月17日

くらしの雑感・・

 いつからか妻が主導で動いてる
 時々はマル秘小出しの妻の口

 [一茶] その夜雨に逢いけり巣立
鳥  


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2024年05月16日

くらしの雑感・・

 ニュースみて急いで開く世界地図
 
 ナビもなくよくぞここまで八十路坂

 [一茶] さく花の中にうごめく衆生かな
  


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2024年05月15日

くらしの雑感・・

 建前と本音で揺れる弱い意思
 輝いた過去を話さぬ再生紙

 [一茶] さく花も空請け合いの野守かな
  


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2024年05月13日

くらしの雑感・・

 笑顔の友が新酒を下げてやってきた
 神棚に酒を備えて談笑す
 
 [一茶] たまにきた古郷の月は曇りけり
  


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2024年05月12日

くらしの雑感・・

 孫が描く可愛い顔は母の顔
 父母の声が聞こえるお仏壇
 家のため子のため母の一生涯

 [一茶] 亡母や海みる度にみる
      母馬が番して呑ます清水かな
  


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2024年05月11日

くらしの雑感・・

 飲めばすぐ大言壮語はや二合
 井の中で蛙一匹喚きだす

 [一茶] なの花にちょんと蛙がすわりけり
  


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