2025年05月04日

くらしの雑感・・

 春の陽がうたた寝誘う日向ぼこ
  昭和平成令和重ねて八十余年
  傘もスマホもわが腰までも折り畳み

 [一茶] 花散りてげっくり長くなる日かな
 [蕪村] なの花や月は東に日は西に
      春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな
  


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2025年05月03日

くらしの雑感・・

 トランプは世界相手に威嚇する
 トランプの独演会に嫌気する
 トランプは和平はかる振り金儲け

 GWは新聞テレビ昼寝付き

 [一茶] 春霞鍬執らぬ身のもったいな
      出るやいなみみずは蟻に引かれたり
  


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2025年05月02日

くらしの雑感・・

 家飲みの肴は妻のグチで飲む
 手も口も動く速さは妻の勝ち
 好きな酒酒は自分の金で飲む


 妻を詠むフィクションだと注入れて

 [一茶] 梅の木の心しづかに青葉かな
 [子規] いちご熟す去年のこの頃病みたりし
  


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2025年05月01日

くらしの雑感・・

 お天気の様子見てから畑に出る
 夏野菜苗は高いが農作業
 味噌汁納豆朝の食事はワンパターン

 [子規] 茶袋に新茶と書きて吊るしたり
 [桂信子] 音立てて八十八夜の山の水
 [久女] 新茶酌むや終わりの雫くみわけて
  


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2025年04月30日

くらしの雑感・・

 ドレミファの上に広がるソラがある
 春なのに早起き病に取り付かれ


 今朝の信毎から
 玉城司先生が一茶46~47歳ころの
 新句14句を断簡したとの記事から二句

 [一茶] 今様の人に住るる清水哉
      山際のアヤメも見えて青簾
  


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2025年04月29日

くらしの雑感・・

 トラのトリセツ早く欲しいと石破さん
 年に一日押しかけてくる誕生日

 難聴でも悪口だけはよく拾う
 老春讃歌声を張り上げ風呂の中

 [一茶] 負うた子も拍子をとるや田植え唄
  


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2025年04月28日

くらしの雑感・・

 百歳時代息切れするか余生坂
 艱難辛苦じっと堪えて歩んでた
 来し方は波乱万丈人生路

 [一茶] しなのじや山の上にも田植え笠
 [子規] 古郷はいとこの多し桃の花
  


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2025年04月27日

くらしの雑感・・

 老い二人最終章を持て余す
 亭主も困る妻と弥生の空模様
 夫婦でも温度好みの家庭風呂

 [一茶] 春雨や夜霧も参るまっちゃ山
      飛び込んで泥に隠るる蛙かな
  


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2025年04月26日

くらしの雑感・・

 錆びた脳に川柳詠んでカツ入れる
 錆びた脳が理解できないカタカナ語
 錆びた脳で拡げて見てる世界地図

 [一茶] 白水の畠へ流して春の月
 [子規] 影長し春の夕日の大わらじ
  


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2025年04月25日

くらしの雑感・・

 理髪屋で僅かな髪を整える
 紙おむつ欲しい爺さん要らん孫
 どちらかがいずれ最期を看取る役

 [一茶] 野ばくちや藪の談義も一休み
  


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2025年04月24日

くらしの雑感・・

 両耳に補聴器つけてテレビ見る
 ハズキルーペなくても見れる人の粗
 チコちゃんに劣る頭脳が恥ずかしい

 [一茶] 三文がかすみ身にけり遠眼鏡
 [子規] おぼろ月どこまで川の長いやら
  


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2025年04月23日

くらしの雑感・・

 ほんのりと温みを残し人は風

 昼寝をすれば猫が添い寝にやってきた
 人よりも上手な猫の朝帰り

 [一茶] 古き日を忘るるなとや桜かな
      迷い児のしっかりつかむ桜かな
  


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2025年04月22日

くらしの雑感・・

 目覚ましのベルは不要の老いの朝

 愉しい趣味だペンに終わりのない余生
 4Bを握って世相を斬っていく

 [一茶] 信濃路や山の上にも田植え笠
 [子規] 苗代の雨緑なり三坪ほど
  


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2025年04月21日

くらしの雑感・・

 医者が言う歩け転ぶな人に逢え
 数値みて長生きすると医者が言う
 難聴でも悪口だけはよく拾う

 [一茶] 白水の畠へ流れて春の月
 [子規] 影長し春の夕日の大わらじ
  


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2025年04月20日

くらしの雑感・・

 スポーツ新聞産休とってもトップ記事

 財布の中とビールの泡はすぐ消える
 豆腐料理に大喜びの総入れ歯
 年金が不義理をしろと言っている

 [一茶] 散る桜心の鬼も出て遊べ
  


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2025年04月19日

くらしの雑感・・

 なけなしの栄一出てく慶弔費
 年金の大半消えた義理の金
 年金暮らし川柳詠んで憂さ晴らし

 [一茶] けふもまたさくらさくらの噂かな
  


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2025年04月18日

くらしの雑感・・

 目覚ましのベルは不要の老いの朝
 妻の振るタクトにあわせ家事従事

 川柳ネタは新聞・テレビ・妻の耳 

 [一茶] 花びらに舌打ちしたる蛙かな
 [子規] 寝ころんで書(ふみ)読む人や春の草
  


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2025年04月17日

くらしの雑感・・

 気休めで高いサプリを飲んでいる
 百均は爺の秘かな散財地
 黄泉の道回れ道して逝くの止め

 [一茶] 花の月のとちんぷんかんの浮世かな
 [子規] 一村は杏と柳ばかリかな
  


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2025年04月16日

くらしの雑感・・

 桜満開錆びた五体が動き出す
 日向ボコ本を開くも眠くなる
 昼間は長く夜は短い昼寝族

 [一茶] さくらさくら唄われし老木かな
  


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2025年04月15日

くらしの雑感・・

 幸せは夫婦茶碗が並ぶ卓
 見えぬふり聞こえぬふりで丸く住む
 老いの暮らし心ひとつで丸く住む

 [一茶] 未練なく散る桜はさくら哉
 [芭蕉] さまざまな事思い出す桜哉
 [良寛] 散る桜残る桜も散る桜
  


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